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心理学の錬金術

プライミング効果とは?心理学的な意味やマーケティングの具体例

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【この記事を書いた人】マナブ
大学時代は引きこもって学問書を読み漁る、いわゆる頭デッカチ。 就活で50社以上に断られるも、現在はセールスプロモーター兼投資家として活動。 真面目に勉強している人が報われる社会を作るため、学問の知識をお金に変えるノウハウをメルマガで無料公開している。

今回は、プライミング効果について、意味や使い方を詳しく説明しますね。

 

プライミング効果は、簡単にいうと
「人の考えや印象を操作してしまう効果」のことなのです。

人の考えを操作できるわけですから、これを意図的に使えるようになればすごいと思いませんか?

 

実際にプライミング効果は、マーケティングや恋愛など、いろんな場面で効果を発揮します。

 

  • 恋愛において、好きな人に好印象を与えて好感度をアップさせることができる
  • ブログなどで読者に狙い通りの印象を与えられる
  • 営業などでうまく売り込みができるようになる

プライミング効果をきちんと理解して、うまく使えるようになれば、このようにいろいろなことができるようになります。

 

特にマーケティングにおける効果は大きく、これを知っているかいないかで収益は大きく変わります

 

 

この記事ではプライミング効果の意味や具体例をわかりやすく解説しています。

ぜひ、あなたもここでプライミング効果を使えるようになってください!

 

 

 

プライミング効果とは?意味を簡単に解説!

プライミング効果とは「人の考や印象を知らず知らずに操作してしまう心理効果」です。

ではなぜ人の考えや印象を、知らず知らずのうちに操作できてしまうのでしょうか。

 

これはプライミング効果が、「人の無意識な心理が人の考えや印象に働きかける心理効果」だからです。

具体的には、人が自分で意識せず抱いている、モノに対する何らかのイメージのことです。

この無意識なイメージが人の考えや印象に働きかけ、人を操作します。

 

例えば、「東京大学」を卒業している学生は優秀だ、みたいなイメージを持っている人は多いです。(あくまで例えで、どんなイメージかどうかは重要ではないです)

 

このようなイメージを持つ人は、東京大学を連想させるような要素を持つ人に対して、「優秀なんだろうな」という考えを持ちます。

 

東京大学を連想させるような要素を持つ人とは、具体的には、

  • 東京大学を目指している人
  • 親が東京大学を卒業している人
  • 東京大学合格者が出た学校に通っている人

などがそうですね。

 

「東京大学を卒業している学生は優秀だ」というイメージを持つ人は、このように東京大学を連想させるような要素を持つ人を優秀と考えます。

しかしこれはもちろん間違いです。

 

なぜなら東京大学を「卒業した」ならともかくとしても、「目指すだけ」ならだれでもできるからです。

また、「親が東大出身だから」「東大合格者が出た学校にいるから」というのも、その人自身の優秀さには直接関係のない事柄です。

 

このように、プライミング効果は「明らかな論理的間違いを持つ理屈を間違いだと見抜きにくくする」のです。

だからこそプライミング効果は、人の考えや印象を知らず知らずに操作してしまう心理効果といえるわけですね。

 

 

プライミング効果を裏付ける心理学実験

プライミング効果を裏付ける、面白い実験がありますので紹介しますね。

これは「東京都市大学の大学生30名」を対象に行われた実験が元の論文です。

 

実験方法は以下の通りです。

  1. 「オタクという単語を連想させる要素を持つ文章」「持たない文章」計2パターンを、ある大学生の一日というテーマで作成する。
    (オタクという単語にはコミュニケーション能力が低いなどのイメージがあるとする)
  2. 被験者である30名の大学生を15名ずつに2分割する
  3. 片グループにはオタクという単語を連想させる要素を持つ文章を、もう片方には持たない文章を読ませる。
  4. 両グループの文章内に登場する大学生に対する印象の違いを調べる。

 

結果は以下の通りです。

  • 「オタクを連想させる文章」を読んだグループ
    →文章内に登場する人物に対して、「コミュニケーション能力が低い」などのマイナスなイメージを持った
  • 「オタクを連想させる言葉がない文章」を読んだグループ
    →登場人物に対して、特にマイナスなイメージは持たなかった

 

これはプライミング効果によって「人の考えや印象が知らず知らずに操作されてしまった」具体例といえるでしょう。

 

なぜなら一日の生活を見てその人のコミュニケーション能力が高いか低いかなんて、判断できるわけがないからです。

にもかかわらず勝手に、オタクという単語を連想させる要素を含む文章内に登場する大学生は「コミュニケーション能力が低いと判断された」わけです。

 

ここから考察できることは、
「人の印象は簡単にわい曲される」
ということです。

実験中に出てきた大学生のように、私たちも日常生活や趣味から思わぬ印象を他人から受けているかもしれません。

 

実際の性格が無視されて、その人が持っている要素で印象が変化してしまうというのは考えるまでもなく、非常に恐ろしいことです。

また、プライミング効果は何も人に対する印象のみに悪さをするわけではありません。

 

つまり商品や事件、あらゆる物事が簡単に捻じ曲げられてしまうということなのです。

 

 

ここまでプライミング効果は恐ろしいということをお伝えしてきました。

 

しかし、このプライミング効果を自分に有利に働かせることができれば、かなり有益なのも簡単に想像できますね。

 

この世の中、人にイイ印象を持ってもらうのは非常に大切です。

ですので、今度は一転してプライミング効果の利用法をお伝えしていきます。

 

 

 プライミング効果を応用してお金儲け!?マーケティングにおける具体例

青い幾何学模様の布

マーケティングにおいて、プライミング効果がどのような効果を発揮しているのか、具体的に解説していきます。

 

最初にお伝えした通りプライミング効果とは「人の考えや印象を知らず知らずに操作してしまう心理効果」です。

 

そして、多くのメディアで実際に利用されている例は、
「憎悪の印象を消費者に抱かせる」というやり方です。

少しおどろおどろしい感じですが、憎悪こそが、メディアの印象操作において最も利用されるものなのです。

 

まず「憎悪」のプライミング効果について、具体的に説明しますね。

 

「憎悪」は、メディアがよく利用する印象

憎悪は敵対心をあおりつつ、うまくいけば所属欲求と承認欲求を満たせる便利な感情だから、多く使われています。

敵対心をあおれれば、消費者はかなり能動的に動いてくれます

なぜなら感情が絡むからです

 

憎悪は、以下の3つを生み出し、満たすことができます。

  • 敵対心
  • 所属欲求(=集団に属していたいという欲求)
  • 承認欲求(=自尊心を満たしたいという欲求)

 

敵対心をターゲットに抱かせ、この2つの欲求を満たしてあげることで、簡単に印象を操作することができるのです。

 

具体的には以下のような流れですね。

 

まずは敵対心をあおります。

 

敵対心が生まれると、所属欲求が生まれます。

これは、「同じように憎悪を抱いた人間が周りにいる」と消費者が感じた場合に満たされます。

つまり皆で同じ感情を共有しているという意識が重要なわけです。

 

そして承認欲求です。

これはツッコミどころ満載のネタで憎悪を引き出すことに成功した場合に満たされます。

なぜかといえば、ネタに大して自分の意見を言うことができる、というのは自分の自尊心を満たす行為だからです。

 

これは当然で、自分は出来る! と感じられる体験は誰でもうれしいものです。

つまり憎悪を引き出す対象に対してマウントを取れるということが重要なわけですね。

 

さらに具体的な例をあげてみましょう。

  • 政治系まとめサイト
  • 犯罪事件まとめサイト

この2つがわかりやすいですね。

 

まず、両方の内容が憎悪を引き出す内容であることはお分かりいただけると思います。

政治であれば敵対国、事件であれば凄惨(せいさん)な事件などでしょうか。

 

次に所属欲求を満たすのはコメント欄やまとめられている発言の部分になります。

※まとめサイトとは匿名掲示板内の発言を意図的に抽出しまとめたもの。

これは、コメント欄やまとめられている発言が大抵同じような論旨なので所属欲求が満たされるわけです。

 

最後に承認欲求ですがこれは前の説明そのままですね。

事件内容などがツッコミどころ満載であればいいのです。

もともと犯罪事件などいくらでも非難の方法があるのでうってつけというわけですね。

 

このように、ターゲットの憎悪を引き出すことで、行動を起こさせ、印象を操作することができるわけです。

 

 

具体的なプライミング効果の利用方法

プライミング効果を利用するには、「印象付けられるのもと自分のネタを結び付ければいい」のです。

 

例では憎悪という印象を操作しようということでした。

そしてそのような印象の操作が最も使われているのが、政治や犯罪事件のまとめサイトということでした。

 

それらも方法論は簡単で、印象付けられるものと自分のネタを結び付ければいいんですね。

憎悪なら、みんなが憎いと思うものと自分のネタを結びつける。

誠実さなら、みんなが誠実と思うものと自分のネタを結びつける。

見てもらいたいなら、みんなが見たいと思うものと自分のネタを結びつける。

 

これが、マーケティングや恋愛などすべてに通じるプライミング効果の利用方法なんですね。

 

実はこの記事でもプライミング効果を使っています。

先ほどの見出しの下にある写真ですが、わざと幾何学模様で青い写真を使っています。

「青い幾何学模様」は実用性をイメージさせる写真ですから、自分のネタと実用性を結びつけたわけですね。笑

 

知らず知らずのうちにあなたは、「この記事は実用的」というイメージを持ったはずですよ。

 

 

プライミング効果を日常や仕事に取り入れよう!

海辺で飛び跳ねる3人の女の子

プライミング効果を日常や仕事に取り入れることができれば、それはとても強力な武器になります。

 

繰り返すようですがプライミング効果とは「人の考えや印象を知らず知らずに操作してしまう心理効果」です。

心理学実験や具体例を持ってお伝えした通り、それらは何かに対するイメージを簡単に変化させられます

 

方法としては印象付けたいイメージと自分のネタを結び付ければいいんですね。

憎悪のイメージを持たせたいなら、みんなが憎いと思うものと自分のネタを結びつける。

といった具合です。

 

前述のようにプライミング効果は強力な心理効果です。

良い様にも悪い様にも使えますがそれは、使いこなせてこその話。

この記事を見たあなたはプライミング効果を使いこなせるようになっているはずです。

 

  • 恋愛で好きな人に良い印象を持ってもらうため
  • ブログ記事で思った通りの印象を読者に持ってもらうため
  • 営業成績、売り上げアップのため

ぜひプライミング効果を活用してくださいね。

 

しっかりとプライミング効果を使いこなして、自分の目標を達成しましょう!

 

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