今回は、新しい発想や行動を作り出す技術「リフレーミング」について解説します。
こんにちは、マナブです!
リフレーミングができれば、あなたの世界観を変えることができます。
失敗だと思っていたことがチャンスに見えたり、逆境が必要なものだと思えたり、落ち込んでいてなかなか立ち直れなかったけれど考え方を変えることで気持ちを切り替えたり……。
このように、物事の捉え方や考え方を変えることで、あなた自身の価値観を変えるのがリフレーミングです。
これまでの視点を切り替えて、新たな視点で物事を見るリフレーミングは、目の前のことに行き詰っているときなど、あらゆる場面で役に立つ技術です。
リフレーミングは、うまくできればあなたの世界観をガラッと変えてくれますから、文字通りあなたの世界を変えることができるのです。
この記事を読んでリフレーミングを使いこなせるようになりましょう!
目 次
リフレーミングとは
リフレーミングとは、今の考え方(枠組み)を外して、新しい枠組みで物事を見直すことをいいます。
リフレーミング(reframing)とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。元々は家族療法の用語。
簡単にいうと、リフレーミングとは物事に対して色眼鏡をかけてみる方法論であるといえます。
そうすることによって、物事を新しい視点で見ることができ、結果新たな発想や行動が生まれるという好循環を生み出すことができるのですね。
たとえば、「田舎の村おこし」がいい例です。
森に囲まれた山奥の村で村おこしをしようと思ったときに、たいていの人は「こんな田舎の、交通も不便な村だれもこないよなぁ」と思うものですえ。
しかし、リフレーミングをしてみてみるとそれは「森に囲まれ、都会とは違った静かな雰囲気を楽しめる場所」という見方もできます。
こうするとそれまで魅力的に見えてこなかった「森に囲まれた山奥の村」という存在が、たちまち魅力的に見えてきますよね。
このように、リフレーミングとは物事に対しての見方を逆説的に変えることで、新たな発想や行動を創りだす優れた発想法なのです。
リフレーミングで期待できる3つの効果
リフレーミングで期待できる効果は、次の3つです。
- 子育てや子供の教育に活かす
- 営業やマーケティングに活かす
- ストレスがたまる仕事(特に看護職や介護職など)への活用
それぞれ、具体的に説明します。
リフレーミングの効果1.
子育てや子どもの教育
子育てや子供の教育において、リフレーミングを行うことで、子供に対してのストレスや不安感を和らげることが可能です。
たとえば子育てや子供を教育しているとき、どうしてもうまくいかないときがあります。
たとえば、「うるさくて落ち着きがなく、勉強も全然できない」という子供がいたとしましょう。
そのような子供に対してはどうしても不安感がでてくるものです。
しかし、「明るく、今は少し元気すぎるだけ」というようにリフレーミングしてみると、また違った視点で子供を見ることができるようになります。
ほかにも「運動がほとんどできない不器用な子供」などでも「運動ができないのならほかの部分を伸ばしてあげればいい」といった見方をしてみると全く違った視点が生まれますよね。
このように子育てや子供の教育においてのリフレーミングは、子供に対するストレスや不安感を和らげることができます。
リフレーミングの効果2.
営業やマーケティング
営業マンのマーケティングでは、リフレーミングによって商品を魅力的に見せることができるようになります。
たとえばマーケティングや営業で「手作りだから高額」という商品紹介をしてもだれも魅力を感じないかもしれませんが「一つ一つ真心を込めて作った価値ある一品」といいかえれば魅力を感じる人はいるでしょう。
このようにちょっとした言い換えでもリフレーミングをすれば、物事を魅力的に見せることができるのです。
リフレーミングの効果3.
ストレスがたまる仕事(特に看護職や介護職など)への活用
看護職や介護職はよく辛い職業といわれ、実際につらい職業であることは間違いないわけですが、リフレーミングをすればそのような辛さをある程度和らげることも可能です。
たとえば、仕方のないことですが介護の相手は動作がのろく手のかかる人であることがほとんどですよね。
仕方ないとわかっていても、毎回看護や介護にストレスを感じないというのは難しいものです。
そこで、「動作がのろく手がかかる」という考え方をいったん外して、「ゆっくり時間をかければできる人だから、こちらものんびり対応すればよい」といったふうに見方を変えると、ストレスを感じることも少なくなります。
このように一見劣っており面倒を見る側としてはストレスがたまる性質でも、リフレーミングをすることで、そのストレスを和らげることができるのですね。
リフレーミングの簡単なやり方3選
リフレーミングを実践で用いるための方法を3つ紹介します。
- リフレーミング辞典(例文の一覧表)を使う
- リフレーミングカードを使う
- ワークシートを使う
いざリフレーミングをして考え方を変えようと思っても、実際にはなかなか上手くいかないものです。
たとえば、嫌な同僚に対してリフレーミングして、「この人は反面教師になってくれてる存在なんだ」と思おうとしても、なかなかうまくいきませんよね。
どうしても、嫌だなぁという気持ちはいきなり消えてくれません。
なので、うまくリフレーミングして本当の意味であなたの価値観・世界観を変えられるように、これから紹介する方法をぜひ使ってください。
リフレーミングのやり方1.
リフレーミング辞典(例文の一覧表)を使う
リフレーミング辞典を使うことで、「ネガティブな言葉をポジティブに置き換える」ということが簡単にできるようになります。
リフレーミング能力を強化するには、日ごろからリフレーミングを意識し、常にネガティブをポジティブに変換することが大切です。
なので、ポジティブな言葉が一覧表になっているリフレーミング辞典はとても役に立ちます。
リフレーミング辞典は、リフレーミングのテンプレートのようなものなのです。
たとえば、こちらの書籍ですね。
この本で、はポジティブな言葉が一覧表としてリストアップされています。
自分でリフレーミングしようとしたときに、ネガティブな気持ちや言葉をポジティブに変換するのがうまくいかないことが多々あります。
そんな時に、この本に載っている例文を見ると、ポジティブな言葉がすぐに見つかりリフレーミングしやすくなるのです。
リフレーミングになれていない場合に、特におすすめです。
辞典といってもすべての状況・シチュエーションを網羅しているわけではありませんので、慣れてきたら、自分でリフレーミングできるようになりましょう。
リフレーミングのやり方2.
リフレーミングカードを使う
リフレーミングカードとは、「表面にネガティブな言葉があり、裏面にはポジティブな言葉がある」というカードです。
こちらもリフレーミング辞書と同じように、すぐに例文を見つけることができるツールですね。
慣れていない人でもすぐに、簡単にリフレーミングを行うことができます。
また、リフレーミング辞典とは異なり、カード形式なので、カードゲームとしても利用できます。
たとえば、こちらの商品ですね。
自己啓発だけでなく、合コンなどにも使える、楽しみながら自分や相手の良いところを見つけられるカードです。
「楽しく遊びながら自分を知ることができた」「落ち込んだ時にこのカードを使うと、自分の長所を見つけられて気分を持ち直せる」という意見だけでなく、
「子どもと楽しく盛り上がれる」「授業やワークショップで役に立った」などのレビューも多い商品です。
一人で、もしくはだれかと楽しく盛り上がりながら、自分や他者を見つめなおす(リフレーミングする)ことができるので、ぜひ一度使ってみてください。
リフレーミングのやり方3.
ワークシートを使う
ワークシートを使い、リフレーミングに慣れる特訓をする方法もおすすめです。
リフレーミングのワークシートとは、あらかじめネガティブな状況が書かれたシートのことです。
このシートに書かれているネガティブな状況を、自分でポジティブに言い換えて書いていく、というのがこのワークシートの使い方です。
こういったワークシートは、インターネットで無料でダウンロードすることができます。
「リフレーミング ワークシート」と調べてみるだけでも、かなりのワークシートが見つかりますので、まずはどれかひとつダウンロードしてみてください。
リフレーミングは、慣れるまでなかなか素早く行うことができず、最初のうちはネガティブ→ポジティブの変換に一々時間がかかってしまいます。
ですが、ワークシートを使って訓練することで、ネガティブ⇒ポジティブの変換が素早くできるようになるのです。
どんな状況でも素早く見方を変えて、すぐに前向きに動くことができるように、ぜひワークシートを使った練習を始めてみてください。
リフレーミングが学べるおすすめの本や書籍
リフレーミングを学ぶことができる書籍や本を紹介します。
リフレーミングを本格的に学びたいという方はぜひ参考にしてみてください。
マーケティング・リフレーミング -- 視点が変わると価値が生まれる
マーケティング・リフレーミングはマーケティングにおけるリフレーミングの方法論や意味についての内容です。
ビジネスでリフレーミングを活かしたいと考えている場合におすすめの一冊です。
ネガティブな感情をポジティブな感情へと変える方法論がまとめられています。
職場や家庭などで、いつもストレスを感じてしまっている、という場合におすすめです。
ストレスを和らげ、楽に生きるための参考になるはずです。
見方を変えればうまくいく! 発達が気になる子の子育てリフレーミング
発達障害を持つ親が、子供に対してどう接すれば良いのか、どういう心持ちでいればいいかなどをリフレーミングの立場から解説しています。
すこし問題点がある子どもがいて悩んでいるという方は、この本を見ることで見方を変えることができるようになりますよ。
【まとめ】リフレーミングを学べば人生がガラッと変わる!
今回の記事では、リフレーミングという発想転換の技術を紹介しました。
生きていくうえで、心配事や嫌なことはどうしても次から次に現れるものです。
ですが、どんなネガティブな状況でもリフレーミングがうまくできれば、前向きにとらえることができるようになります。
あなたに起こる出来事をリフレーミングし、捉え方を変えることで、あなたの世界をガラッと変えることができるのです。
もしあなたが、
「文字通り人生そのものを変えたいんだ!」
「どんなに捉え方を変えても、現状が嫌でどうしようもない」
と悩んでいるのなら、リフレーミングの練習よりも、僕が実際に自分の人生を変えた方法を語っている「知識をお金に変える100個のノウハウ」が参考になるかもしれません。
就職がうまくいかず50社以上に断られたあげく、小さな会社に就職したはいいもののストレスがたまる一方だった僕が、知識を武器に自力で利益をあげられるようになって、文字通り人生を変えた方法をお話しています。
働き方も、お金も時間も自由になり、実際に人生を変えることができた方法です。
リフレーミングで捉え方を変えることも大事ですが、「現状から抜け出したい、人生を変えたい!」という強い気持ちがあるのなら、まずはその足掛かりとして、ぜひこちらを一度読んでみてくださいね。
「知識をお金に変える100個のノウハウ」
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!
この知識をお金に化けさせるには??
このサイトが扱ってる内容はあんまりメジャーな内容ではないので、この文章を読んでいるということは、向上心が高くて勉強も頑張っている人なのだと思います。(たぶん)
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